

YATAGARASUヒストリー
YATAGARASUは、整形外科医でありながら筋トレを趣味とし、筋トレに関して独自の理論を提唱する「筋肉ドクター」こと、小島央MDによって考案・開発されました。
自身のクリニックにもYATAGARASUを配するジムを併設し、診療に役立て、
効果的で・ケガをしにくく・続けられる筋トレを実現しています。
「高強度の運動習慣で、筋肉に『適応』を起こさせる」という筋肉ドクター理論に則して、本当に筋肉を強くするための最短距離を走る筋トレマシン。
それがYATAGARASU(ヤタガラス)なのです。
1. 高強度の運動習慣へ
1. 高強度の運動習慣へ
筋肉を強くするために必要な運動が何かご存知ですか?
以下は、筋肉ドクターによる運動の3分類です。
1. 日常生活動作
家事や散歩などの、日常で体を動かすレベルの運動。
2. 有酸素運動
その運動をやり続けると息が上がって、運動の継続が不可能になる運動。
3. 無酸素運動
その運動をすると、息が上がる前に限界を迎えて、継続できなくなる運動。
実は、筋肉を強くする原理とは
高強度の運動習慣で、筋肉に「適応」をおこさせることにあります。
そのためには、筋力の限界をむかえる前に息切れしてしまう有酸素運動や、
そもそも負荷の小さい日常生活動作では不足なのです。
YATAGARASUは、フルパワーで高強度の無酸素運動をするために設計されています。
極限まで筋肉強化に特化した性能を実現したおかげで、
週にたった1回、各種目わずか30秒ずつのトレーニングでも十分に効果が得られるほどなのです。
YATAGARASUで筋トレを効率化することで
ケガのリスクを減らしながら高強度の運動習慣へと繋げることが可能となります。
2. これまでの筋トレ方法
2. これまでの筋トレ方法
筋力を鍛えるほど高強度な運動をおこなうために、避けて通れないのがウェイト(重り)を用いたトレーニングです。
ウェイトを用いた筋トレには、これまでおおまかに2通りの方法がとられてきました。

フリーウェイト
メリット
- 摩擦抵抗がない
- 運動速度にかかわらず重さが同じ
デメリット
- 事故・ケガのリスクが高い
- 鉛直方向にしか重さが働かない

ウェイトスタックマシン
メリット
- 初心者から安心して利用できる
- 運動姿勢が固定されていて運動に集中できる
デメリット
- ガイドポストの摩擦抵抗による重さの変化
- 単機種では全身をトレーニングできない
フリーウェイトトレーニングは慣れればとても良いトレーニングが可能な方法ですが、
とくに事故やケガのリスクを考えると、高強度のトレーニングを初心者に課すことは現実的ではありません。
また、重みが鉛直方向(重力の方向)にしか働かないので、トレーニングには知識が必要です
ウェイトスタックマシンでのトレーニングは、運動姿勢が固定されており、初心者でも安心して利用することができますが、
従来型のウェイトスタックマシンには重りの回転を抑えるガイドポストというものがあり、
それが引き起こす摩擦抵抗が問題となっていました。
3. 従来マシンの問題点
3. 従来マシンの問題点
重りの回転を抑えるガイドポストの摩擦抵抗が
トレーニングに様々な問題を生む
従来のウェイトスタックマシンには、重りの回転を抑えるためのガイドポストが2本ついており
このガイドポストが摩擦を生むことで、トレーニングに様々な問題が起きていました。

ガイドポストの摩擦抵抗問題
図のように、重りを上げ下げする場合にガイドポストと重りの間で摩擦抵抗が生まれます。
仮に摩擦抵抗の強さが10kgある場合、上げる時は10kg重く、下げる時は10kg軽い運動をしていることになります。
ポジティブ(遠心性収縮)はネガティブ(求心性収縮)に比べると力が出せないのですが、この摩擦抵抗がポジティブの時はより重く、ネガティブの時はより軽くする方向に働くため、効果的な筋トレができない状況でした。
小島MDが提唱するキストレの前提として、ポジティブを速く動かす必要があるのですが
従来マシンでは摩擦抵抗があるために十分に対応できていませんでした。
同様に、ネガティブにおいて軽くなってしまうことも効率的なトレーニングを阻む要因となっていました。
4. ハイブリッド・システム
4. ハイブリッド・システム
フリーウェイトの筋トレ効率を損なわず
ウェイトスタックマシンの弱点を克服する新しいウェイト・システム
実用新案:第322738号取得


円形のウェイトにセレクターガイドポストが刺さる構造です。
重りは自由に動くことができるため、プーリーの抵抗のみで理想的な筋トレを実現しました。
運動速度にかかわらず抵抗が一定のため、キストレに必要な「ポジティブ(求心性)を早く動かす」ことが可能です。
ネガティブ(遠心性)でも抵抗なくダイレクトに負荷がかかるため、パワーを上げる高強度な筋トレに最適です。