
こんにちは!日本は世界一の長寿大国と言われています。
確かにその通りなのですが、実は日本は別のことでも世界一なんです。
それは「健康寿命と平均寿命の差が長い」という不名誉なことです。
下図を見ていただければわかるように、男性でおおよそ9年、女性で12年も差があるのです!
長生きしても自由に動けず、好きなこともできないなんてつまらないですよね?

表を見てわかるように、女性の方が男性よりも3年以上自由に動けない期間が長いのです。
理由としては以下の3点が考えられます。
- ● 男性より女性が長寿であること
- ● 男性より女性のほうがが筋力が少ないこと
- ● 女性は閉経後にホルモンバランスが変わることで、骨粗しょう症のリスクが男性に比べておよそ3倍高いこと
さらに下図が示すように、介護の入り口となりうる原因には、骨粗しょう症と合わせて筋力と強い相関がある疾患が多いことが分かります。

要約すると以下のように要約できます。
- ● 高齢による衰弱
- ● 骨折・転倒
- ● 関節疾患
介護度が進むにつれて、認知症のリスクが高くなるのもポイントです。
これは私の個人的な見解ですが、体が衰えることにより転倒リスクや、関節などの痛みによって外出する機会が減ります。するとさらに衰えが加速していき、家にこもりがちになって外からの刺激が少なくなることで、より認知症が進行すると考えています。
それを防ぐのは、出来るだけ筋力を維持し、自立歩行ができる状態を維持することで、健康寿命を延ばすことだと思います。
健康寿命を延ばすおすすめの筋トレ
健康寿命を延ばす筋トレに必要なこと、それはずばり「脚の筋トレ」です。
脚には全身の筋肉の60%以上があるため、最低限足だけを鍛えるだけでも効果があります。
特におすすめなのはコンパウンドに鍛えられるスクワットトレーニングです。

骨粗しょう症などで骨折などが起こりやすい部位は、腰椎(腰の骨)、大腿骨頭(股関節の骨)なのですが、スクワットによって歩行に必要な筋肉(大腿四頭筋)や、歩行の際にふらつきを抑えるお尻周りの筋肉(中殿筋、大殿筋など)を鍛えることが効果的です。
コンパウンド種目のスクワットであれば、脚だけでなく腰椎が腰の部分も鍛えられ効率的にトレーニングが行なえます。
また、膝・股関節のOA(変形性膝関節症)にも筋トレは強く推奨されています。
ただし、フリーウェイトのスクワットトレーニングには少しコツがいるため、特に高負荷で行う場合は補助をつけていただくことを強くお勧めします。
スクワットだと少し不安が・・・という方はスクワットと同じくらい効果的で安全性を確保したYATAGARASUレッグプレスがおすすめです。

いかがでしたか?健康寿命を延ばす=動ける体を維持するということが理解していただけたのではないでしょうか。
筋トレはいくつになってからでも始められますが、出来るだけ早く始めておきたいですね。
ではまた!
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